そんなモフキュンなメウを最近は略して「メフ」と呼ぶこともあるのは
致し方ない事実。(?)
引き続き、2016年5月11日(水)23時59分まで
『メディバン投稿作品表紙絵コンテスト』表紙募集中です。m(_ _)m。+.。゚:;。+
求ム 56
書籍 眠虎の民-ネコノタミ-
https://medibang.com/medibangcover/entry/57
メディバン投稿作品表紙絵コンテスト|あなたの好きな物語に表紙をつけよう
【応募概要】
そして
iBooksの方でも公開されました!
https://itunes.apple.com/jp/book/id1092355058
(長い事かかったから、何か問題でもありまくったかと……あるのかな(‐ェ‐);)
●iBooks版『眠虎の民‐ネコノタミ‐』
で、ですね。
登録した電子書籍サイトすべてで公開されないと直せなかったんですが、
書籍紹介やあらすじのところに下記ご注意を書き足しました!(>ェ<);
☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆
【1】
※横書き・一行34字以内での折り返しという
特殊な書式で掲載しているため、
一行に34文字以上が入る設定や画面で
読まれることを推奨させていただきます。
【2】
※メディバン版をiPad等で読む場合、
表紙と序章のみしか反映されないこともございますが、
再読み込みしていただくと、全文が表示されるようです。
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↑でもこの直した文が反映されるのって、『メディバン』のみなんですけどね。
他の電子書籍サイトでは修正ができないのです(TェT);
【2】は、iPadで確認してみたら、なんか表紙と
序章のページしか表示されない事もあるので。(‐ェ‐);
でも参考にさせていただくために確認した他の方の漫画とか、
再読み込みしても試し読みページすら表示されなかったりするんですが……
あれはそもそも試し読みページがなかったのか、
それとも機械的な相性とかで問題があるのか……?(‐ェ‐);
パソコンで読む場合は問題ないんですけどね。(^ェ^);
【1】は、以前の注意書き、
※特殊な書式で掲載しているため、
横書き・一行34字以内の設定を推奨させていただきます。
だと、『34字以内折り返し』だと伝わらず、逆の意味にとられますよね??
これは完全に私のミスです、ごめんなさい!!(TェT)
やっぱり疲れていたのか……申し訳ないです。
むしろ一列に34字以上の文字が反映される形式でお願いします、
と言いたかったのです!!m(_ _)m;
パソコンやiPadで読む分には、たぶんこれでちょうど良いのですが、
スマホだと入りきるのか微妙……
画面を横にしたら入るんじゃないかなと思いますが、
家族の誰もスマホを持っていないので、なんとも……。
(っていうかもし持ってても、うちだとスマホの電波入りにくいらしい(‐ェ‐);
お正月帰省の兄情報。)
文字が入り切っていない場合、もの凄く読みにくいだろうなあと、
そこだけは常に心配なのですが、申し訳ない。(TェT)
でもね、以前『青空文庫』の不朽の名作をダウンロードして横読みで読んだとき、
頭に内容が響いてこないレベルで、もの凄く読みにくかったので。(´;ω;`)
名作ですらこうなのだから、ぱっとみ、読みやすい工夫がないと
読んですらもらえないのではないかと思いまして。(‐ェ‐);
なので実験的であることは解っているのですが、
特殊な形式で小説を掲載しております。m(_ _)m;
そして『ショートショートの国』のメディバン用宣伝文も、
内容を一話分の「あらすじ」に変えました。m(_ _)m;
なんか当時は自分の作品の宣伝が恥ずかしくて
良い紹介分が書けなかったので。(^ェ^);
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『ショートショートの国』
作品概要:
「人類はなぜ“尻尾”を無くしたか――?」
その答えを導き出すために開発された付け尻尾と、
それを身に着けた人間たちの行動から得られた結論とは――?
――『消失論』
正統派ショートショートで21の世界を描いたショートショート集。
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何を持って正統派というのかと言われるとあれですが(笑)
でも『
新鮮なアイデア』『完全なプロット』『意外な結末』という、
『ショートショート』の基礎の三原則は抑えてあると思います。 (^ェ^);
自己紹介って難しい。(;ェ;)
ついでに、 2015年の1月の終わりごろに完成して、
雑誌投稿した(たぶん没った)ショートショートを掲載しておきます。
(これは〈了〉マークは取ったけど、
原稿用紙の描き方そのままのコピペです。↓ )
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宝の星
「伝説は本当だったのね……」
一人の女が驚いたように呟いた。
「ああ、まさか宝の山が眠っている星が本当に存在するとはな……。それを俺たちが見つけることになるなんて……!」
彼女の傍らにいた男も興奮を抑えきれないように答える。だがその顔は窺うことはできない。二人はまるで昆虫の甲殻のように見える宇宙服に身を包んでいた。女性は赤で、男性は青。それは宇宙空間のみならず、こうした未知の惑星においても、彼らにとって有害な物質を遮断し、肉体を守る役目も果たしていた。
彼らがこの星に到着してから数週間になる。この惑星が何十億年前に出来たかは不明だが、調べて廻った限りでは、知性を持った目ぼしい生物はいないようだった。
だが幾つかの大陸と、豊かな海で構成された、非常に美しい星ではある。
そして太古の昔ではあるのだろうが、かつてある程度の文明が発達していたことも明らかになった。ほとんどの建造物等は自然と時代の波に浸食されていたが、都市の残骸とも言えるものはこの星の各地に見ることができた。そして今彼らは、そういった残骸から少しばかり離れた、海沿いの洞窟のような場所にいる。入り口、そして内部には大きな石碑のような物があり、文字と絵によって何らかのメッセージが刻まれ、標されている。
「これだけの構造物を建築する技術もあって、文字でメッセージを残すだけの知恵もあった。それなりに、栄えていたはずなのに……」
最初に口を開いた女が、不可解そうに彫りつけられた文字の跡をなぞる。
「ああ、だが何処の星系の文字とも違う。外宇宙との接触ができるほどの文明ではなかったんだろうよ。それよりもほら、内部に行くほどすごい数値を示してるぞ」
計測器をかざしながら男が嬉しそうに話す。
この星全体の計測値も高かったが、ここにはそれらが運びやすい形で収められている。
「見ろよ、ご丁寧に銅のカプセルに入れられてる。ウランにプルトニウム。これなら宇宙船の燃料にも簡単に加工できるし、助かるな」
「ええ、……埋蔵金みたいなものなのかしら。
使う存在が誰もいなくなっても、地下に埋めておくなんて滑稽な気もするけど……」
「なんだ、まさかあんな都市伝説まで信じてるのか? 自分たちで作りだした放射性物質の処理がしきれなくなって自滅した生物がいる、っていう、あのバカげたジョーク」
男は堪えきれないように吹き出した。
「処理法も解ってなくて、ましてや肉体に耐性もないのにウランやプルトニウムなんかに手を出す高等生物がいるわけないだろ。いるとしたら、それは高度な文明や精神性を持った生命体じゃなくて、単なるラッキーで進化した生き物だよ。もしそうなら、そいつらがたまたま手にした技術で、使い方も解らずに残らず滅びちまったのも頷ける」
男はそう言うと、母船への連絡を取り始めた。「ええ。映像を送ります」男の手によって映し出された洞窟内の画像には、灰色の厚い岩盤と、くり抜かれたような丸い穴、そしてそれらに入りきらなくなったかのように放り出された筒状の物質がいくつも映っていた。
「ねえ、何か彫ってあるこっちの石碑も撮ってよ」女が指し示す。
そこにはかつてのこの惑星の言葉で大きく『ONKALO』と彫られていた。
その下には、国際共通語を始めいくつかの言語で、『これから10万年は、ここには誰も立ち入ってはいけない』などとの注意書きがあるのだが、それを読むことのできる、そして読む必要のあったこの星の人類は、もはやこの宇宙に一人として存在してはいなかった。
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どうでしょう、普通の形式の方が読みやすいですかね?(^ェ^);
ちなみに登場人物(?)のモデルは、クマムシです。(笑)
過酷な状況下でも生き延びる生命体なので……。
また別のショートショートでも、
クマムシはテーマとして出てくる予定。(๑•ω•́ฅ✧
それではまた!!m(_ _)m。+.。゚:;。+