例の地震の予知夢も紹介していた特集番組で見たけれど、
作者さんご本人は5日とは言っていなくて、「7月」としか
書いていないと思うので、今月の残りも引き続き警戒しつつ。
というか、7月を過ぎてもいつでも災害対策の
準備はしておいた方が良いのは大前提で。^^;
とはいえ自分もそこまで準備をちゃんと
しているわけでもないですが。
なんかこう、夜中に突然起きて外に逃げても、
なんとか人目を気にせずにすみそうな部屋着に近い
服で眠るとか、暑くてノースリーブで寝ていても、
薄めの長袖の上着はすぐ手に取れる場所に、とかは気にしつつ。
あと以前も言いましたが、大きめのバケツは、少なくとも、
家族の人数✕2個分くらいはあったほうが良いです。
比較的綺麗な水をいれておくための物と、
洗い物などして汚れた水をためておいて
あとでトイレで流すように、とか。
さてここからは関係ない話です。
例によって例のごとく、思ったことのメモから。
人が明らかに間違った表現をしているとき、
どうするのがベストなのだろう、と。
だいぶ昔の話なのですが、友人が
「ほくそ笑む」を「ほそく笑む」って言ってたんですよ。
たぶん、彼女の中では「細く笑む」みたいな風に
変換されていたんではないかと。
とても堂々と普通に言っていたので、
わざと間違ったことに対して突っ込んでほしいのか、
純粋に間違っているのかどちらか分からずに
その受け答えには曖昧にスルーで会話を続けたんですが。
ちゃんと教えてあげたほうが良かっただろうか。
私も『雰囲気(ふんいき)』を、『フインキ』という
外来語だと長い間、勘違いして思ってた事もあるし。
いや、ドラマの俳優さんとかのセリフでも、
「ふんいき」というよりは「ふいんき」って
言ってるように聞こえてたんですが……。
これは私だけの思い込みによる空耳なのか、どうなのか。
そんな記憶が甦ったので、そもそも
『ほくそ笑む』ってどんな言葉?と、改めて調べてみました。
漢字で書くと、『北叟笑む』。
ここで言う、『北叟(ほくそ)』というのは、
『塞翁が馬』(さいおうがうま)の塞翁さんのことで、
(※↑は知らなかったら調べてください。
『禍福は糾える縄の如し』。的な故事です。)
その塞翁さんが、良いことがあっても悪いことあっても
少しだけ微笑んだ、という『北叟笑い』から
来ているという説があっての、『ほくそ』なのだそうです。
『塞翁が馬』は習ったと思うけど、『ほくそ笑い』は
そんな関連があるって知らなかったな。と。
あとネットでたまたま見た意見であったのですが、本来
「酷く(ひどく)」+「良い意味の形容詞」は間違っていないです。
『酷く〜しい』の『ひどく』は、『程度が甚だしいさま』
(甚だしい=はなはだしい)という意味であって、
この場合は悪い意味の「酷い」ではなく。
悪い意味で使われることも多いですが、
「ひどく嬉しかった」「ひどく懐かしい思い」みたいな感じで、
良い意味、肯定的な意味の形容詞と使っても良い言葉なんですが。
調べれば辞書に例文としてきちんと解説されてもいるし。
むしろニュアンス的には感傷的な思いも込められる、
日本語の幅の広さを感じる素敵な表現だと思います。
でもその場で見ず知らずの人に突っ込んだら、
その人の間違いの公開処刑にもなるしな。
相手の性格が危険だった場合、感謝されるどころか
逆ギレされて粘着されることもあるのが昨今のネット事情。
わざわざダイレクトに連絡を取れるような関係性でもない
見ず知らずの他人の御本人には突っ込めないけど、
どこかで間違いに気がついてくれたら良いな。
正しい日本語を使っている人の方が責められても可哀想だし。
という気持ちで書いておきます。
ついでに言うと、個人的にはセリフ内での
「そういう」は「そーゆー事!」みたいに表記しても
良いんじゃないかと思う派。キャラの言葉の遣い方により。
「そーいう事!」って書くのと、他人目線でどっちがより
自然で違和感なく頭の中に入ってくるのだろうとけっこう迷うところ。
そこはもう変わっていく日本語の一つとして、
正直どっちでも良くなってくれて良いと思う派。
あと凄く尊敬していて大好きな芸能人の人の、
おそらくは微妙に間違った使い方の日本語や言葉も、
ネット上で言ったらその相手が派手に馬鹿にされそうで
言えずにいることもある……。
もしいつか直接会えるのなら、できるだけ誤解のないように伝えたい。
無理か。でもわざわざDMを送って突っ込んでも、
嫌味だけ言ってくる変なファンになるだろうし。
何だこの変な葛藤は。
私自身も知らずに間違ってる事ももちろん、あるとは思うんですけどね。
その時は教えていただけたらと。
長くなりましたが、そんなこんなで皆さんも
言葉の間違いと地震にはお気をつけて。