2015年12月15日火曜日

第三章『風の狩場とカルマの谷』2をちょっと修正。(^ェ^);


 




ちょっと前に書いた部分ですが、
太字の部分、追加修正しました!m(_ _)m;



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 【第三章『風の狩場とカルマの谷』2 】



 
 広大な白い岩の峡谷に囲まれた大森林がそこにはあった。
 
 見渡す限り拡がる渓谷の山々は、白からクリーム色、そして茶色と、
 異なった色彩の層がいくつも重なりあった巨岩でできていた。
 
「まるで自分が、プールいっぱいのバニラチョコアイスの中に
 放り込まれたアリになったみたいだ」とスズは思う。
 
 時折、イチゴクリームが挟まれたような、ピンク色から赤色の層も見える。
 スズはほんの少し、地球のアイスクリームが恋しくなった。
 ネコタミのデザートは乳製品を基本とした美味なものではあるのだが、
 砂糖のような強い甘みは感じられないものがほとんどだったからだ。
 特に甘党でないスズにとっては、今のところ大きな問題ではなかったが。

 
 その巨大なバニラチョコのアイスは膨大な量のブロッコリーを抱えている。
 高低差によってその種類は別れてはいるが、
 様々な気候帯の様々な植物でできた、太古から続く深い原生林の森だ。
 それがブロッコリー程度の大きさに見える事から、
 自分たちがいる場所がかなり高い場所なのだと解る。
 
 その渓谷と大森林を隔てるように、いくつかの大きな川が流れていた。
 水はエメラルドのような緑色で、場所によって澄んだり濁ったりしている。
 森の中から川を渡るかのように鳥たちが飛び立った。
 
「ここが『風の狩場』だよ」
 ギンコが両手をいっぱいに広げながら言う。
 彼に導かれ、スズはハチワレ・ブラック号の屋上のさらに上、
 シルクハット部分の展望台のような場所に昇っていた。
 
 停車した場所は、この渓谷でも最も高いと言える丘の上だった。
 その丘の遥か下にも大きな川が流れている。
 渓流から吹き付ける強い風が、ギンコの長い髪を躍らせていた。
 
「それでここが『カルマの谷』。
 獲った獲物はだいたいみんなここから川に流して船で運ぶんだよ」
 
 川の下流、進んで来た道の方を見れば、
 程良い車間距離を置いて何台もの自動車が
 同じように丘の上を目指して走ってきている。
 タオたちの町、『龍の吐息』のある町とその周辺から、多くのネコたちが
 この狩場の『イワイノシシ狩り』のために集まって来ているのだ。
 
「こうやって上から見ると、道の色がはっきり判りますね……!」
 止むことのない風に負けないよう、少し大きめの声でスズが言う。
 
 この渓谷、そして丘の色もそうなのだが、道は白く輝いていた。
 これはこの『風の国』の石、巽《そん》石の色なのだ。
 
 その白いラインは、スズたちのいる丘から遠く、町や村を繋いでいる。
 そして丘の下、遥か遠くまで拡がる緑の森を分断するように、
 西と北北東にも伸びていた。北上方の森は僅かに紅葉しているようだ。



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 以下は同じです!

 【眠虎の民-ネコノタミ-目次】 http://ncode.syosetu.com/n1497bw/




離石(火の石・赤色)が混ざっているから、ピンクや赤の部分もあるのと、

(熱を発するので標高の割には暖かいという設定。
 そして風の国の石にはピンク色もあるという。)

それでも北の森の上の方は紅葉してる部分もあるだろうという描写を加えました。


m(_ _)m;


まあ人から見たらどうでも良い事だったり、
後から補足しても良いことなのですが、念のため。(^ェ^);


そうそう、猫は甘みを感じないらしいのですが、本当なのだろうか?(-ェ-);

一応知っていたので、もともとネコタミのデザートは
あんまり甘くない(素材の甘みのみ)という設定ですが、
ついでにそのデザート情報も加えておきました。(^ェ^);



ところで私が間違えやすい漢字。


『以外』と『意外』、『表す』と『現す』。


うっかり前に入力したほうで、そのまま打ってしまうことが多いのです。(-ェ-);


自分でもなるべく気を付けてはいるつもりですが、
もし誤字脱字がありましたら教えてくださいませ!!(>ェ<);



さて今夜はそろそろ眠ります、おやすみなさい!(^ω^)ノ☆。+.。゚:;。+





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