Nekotamibnneko

2015年7月7日火曜日

読書感想。

 お耳ハミハミ(*´ェ`*)♥。+.。゚:;。+



 comico版『眠虎の民-ネコノタミ-
http://novel.comico.jp/challenge/5274/


第一章:1
 http://novel.comico.jp/challenge/5274/2/

 を、更新しました。

「なろう」とか「pixiv」のほうだと、先が長すぎて読む気起きないよ!
 って方は 、こっちのほうだとちょうど良く更新されていくかもしれませんぜ。


というわけで、日々、ちょこちょこ更新しようと思います。m(_ _)m

でも第三章のほうも更新しなくちゃね。


なんか後でちょっとちゃんと日程を立てよう。(-ェ-);



はあ。

今日、ミヒャエル・エンデの『モモ』、読み終わりました。


本当はTwitterRT予定だったんですが、なんだかやる気が0に近くなったので……

たぶん明日します!! ごめんなさい!!m(_ _)m。+.。゚:;。+




ひとまず感想を!!(๑•ω•́ฅ✧

以下、ネタバレかつ、あくまで個人的な感想なので、
読む前に世界観を壊されたくない方、原作ファンの方は読まないで結構です。m(_ _)m;









 どういうわけか、
『はてしない物語』も、『モモ』も自分としては思ったよりも、ハマれなかったので……。


もちろん、どちらも真理や良い言葉も所々に散りばめられていて、
好きな部分、色の砂漠とか、自分も書こうと思っていたのと似た個所もあったんですが……

(ギンコなんて、銀髪で菫色の瞳で歌人っていう、
 『銀の都アマルガント』の人にそっくり。
 映画でそういうキャラいましたっけ……?(^ェ^);)


好きな部分ももちろんあるんですが、なんだか自分にとっては
ハリポタのように「ほんとにもう大好き!!(>ェ<)♥」に分類はされない物語でした。


どうも脇に逸れる小話の所で、「あとどれくらい続くんだろう……」って
気持ちが現実に戻されてしまったり。


そして『モモ』はより子供向けなため、
漢字でも良さそうな部分が平仮名なところが多かったのもあり。

「ここ、漢字で読み仮名振ったほうが良いんじゃないかな」と、
 こう思ってしまうだけでも「物語に入っている自分」から
「物語を批評している自分」になってしまって、何だか残念。


どうなんだろう、子供の時に読んでたほうが素直に入れたのか、
子供の時に読んでたら意味が通じなかったのか……。


表紙絵も、エンデさんの直筆というのは素晴らしいですが、
モモのイメージが後姿とはいえ、女の子というよりは博士か何か、
ごつそうな男性的な存在に見えるような……
っていうか読む前はそう思って見てました。(-ェ-);

なんか、なんか残念!!(>ェ<);


『時間泥棒』 も、現在への戒めにも感じるんですが、それによる救いというよりも、
現実や現在に対する諦めのような感覚が強かったのもあり。


なんだか全てが解決したはずなのに、物語が終わっても
すっきりしない感情が残ったのでどうも好きだと素直に言えないところが。(-ェ-);




『はてしない物語』で一番驚いたのは、
映画で観て好きだった「ファルコン」は存在しないこと。(^ェ^):

名前が『フッフール』なんですよ!!(>ェ<);


(ちなみに私のネコタミの龍神『フィルコ』は「五つの角」が語源ですが、
幼心に『ファルコン』にも影響を受けています、たぶん。(^ェ^);)



私が想いつく近い名前で有名な龍だと、ファフニールがいるんですが、
この龍は西洋型だし、基本悪い龍(イメージ色は黒系)なんですよね。


そして、このフッフール、全身フサフサではない。(-ェ-);

 なんて日だ!!(・ェ・);

いやなんて事だ!!


原作では真珠色の鱗だそうです。
タテガミとかは、白い毛なんですけども。


映画のもふもふイメージのファルコンではないのですね、原作では。(-ェ-);



 真面目な話に戻すと、私はある意味、主人公の少年バスチアンと、
ファンタージエンの少年、アトレーユが表裏一体、
こちらの世界とあちらの世界で一つの存在だと思っていたのですが。

お互いが鏡に映るって、そういう事じゃあないのかな、と。


でも下巻では二人がファンタージエンに同時に存在して、
さらに後半では戦って、バスチアンに斬られたりしてますからね、アトレーユ。(TェT);
どうやらそういう設定でもないらしい。



そして、ラスト付近に出てくる、『幼ごころの姫君』に名前を与えた者の末路。

自分に関する記憶を無くしちゃって、現実世界に帰って来られなくなって、
ほとんど狂人と化している者も多いっていうのはどうなんだ……なんかそれ……

最初に良い事したんだから救ってあげる存在がいても良いと思うのだけど……
バスチアン、救ってあげられなかったのかな……(-ェ-);




そういう意味で、子供も大人も楽しめるエンターテイメントとしては、
映画の内容の方で正解だったかも、と。(^ェ^);

まあ映画の方も子供の頃観たきりで内容はほとんど覚えてないので、
今改めて観てみないと確かなことは言えませんが……。(-ェ-);


んんん……。


まあ、やっぱり、世界的な名作とはいえ、合う、合わないがある、と。


私の場合は、思ったよりも世界に引きずりこまれなかったのですが、
でも実際に読んでみないと、自分にとってどれだけ大事な物語になるかは、
解らないものですからね。 (^ェ^);


読んでみて、良かったです!!(๑•ω•́ฅ✧。+.。゚:;。+



ってもう一時ですか!!Σ(o゚ェ゚)

眠ろう……お休みなさい……m(_ _)m。+.。゚:;。+




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